2012年4月16日月曜日

チョコとのお別れ


4月15日、朝の9時半、家族に囲まれて、
主人の腕の中で、チョコは、天国に旅立って行きました。
17歳と8ヶ月の命でした。
突然のお別れでした。

14日の朝、いつものように、凄い勢いで、ご飯を完食!
その後、少し元気がないかな?と思っていたら、その2、3時間後位に、食べた物を吐きました。
その後、ふつうのうんちを床にしてしまい、気づくと、おしっこのあとも・・・。
その後、何度も吐いて、血と泡のような物を吐き始めました。
いつも本当に我慢強いチョコが、クークーと、とても苦しそうに泣き始めました。
獣医さんに電話してる間に、顔をのけぞらせて、ひきつけのようになり、意識がなくなりました。
近くの獣医さんに駆け込み、点滴で色々な薬を投与。
血液検査では、大きな異常がなく、そのまま、入院して様子を見る事になりました。
夜、行くと、意識はありませんが、ひきつけは、収まっていました。
エコーで見ると、胆のうのあたりに少し異常があるようだが、直接の原因は、解りません。
私たちは、点滴で回復すると信じていました。
チョコは、まだまだ老衰というような身体の衰えもなく、少し前も走ってましたから。
ちゃんと、トイレもできて、なんの介護も必要なかったのですから・・・・。
15日の朝7時頃、会いに行くと、薬に反応しなくなってきたというので、うちに連れて帰りました。
主人の腕の中で、スースーと気持ち良く、寝息を立てて寝ているようでした。
うちに帰って、安心してるみたいで、私達は、また、いつものように回復すると、心から信じていました。
主人が、「チョコがしゃべったよ!」と嬉しそうに呼ぶので、急いで覗き込むと、直後にゲボッと少し吐いて、力が抜けてしまいました。
それを最後に、心臓の動きも感じる事ができず、寝息の音も聞こえません。
ただ、後ろ姿は、ひなたぼっこで、お昼寝するチョコと少しも変わりませんでした。



原因不明の激しい嘔吐により、ショック症状を起こし、同時に神経?脳?に何らかの損傷が起きたのかも・・・?
高齢犬にとっては、吐くこと自体が大きなダメージになるそうです。


「チョコ、今まで本当にありがとう!」
私が16年前に病気をした時、チョコが横浜に来てくれて、一緒にいっぱい、お散歩したね!だから、私は、心もからだも元気になれたんだよ。
いつも静かなチョコが、旅行の準備をしてる時だけ、
いつも、「絶対置いて行かないで!」って大騒ぎ。
置いて行くわけないのにね・・・。
パパの手を舐めることが何より好きだったね。
小さい時は、追いかけてもらうのが大好きで、おもちゃをくわえて、走ってたね。
チョコの唯一の反抗は、留守番の時、ペットシーツをグチャグチャにしちゃうこと。
年を取っても時々、やってくれたよね。
年を取ってから、たまに、トイレの失敗した時にも、きつく叱ったこと、許してね!
とても後悔しています。

アムルやアンジュと違って、ストレートに感情を出さず、
じっと見つめるだけの、チョコの気持ちを、
私達は、ちゃんと理解してあげられてたかな?

チョコは、幸せでしたか?

近所のお友達がお花を持ってお別れに来てくれました。
本当に、本当にありがとうございました。
たくさんのお花と、おやつとおもちゃに囲まれて、チョコは、旅立ちました。



悲しみや寂しさは、波のように押し寄せるものなんですね。
こんなに愛しいアムルとアンジュさえ、決してチョコの代わりには、ならないのだと、今更ながら知りました。
もう17歳だったからと、諦められるのかと思っていましたが、
空気のような存在だったチョコが居なくなると、こんなにも寂しいなんて・・・。




いっぱい泣いて、こうして想いを文字にしたら、少し落ち着きました。
これからも、ずっと私達の心の中にチョコは、居ます。




アムルとアンジュの為にも、元気になりたいと思います。
これからも宜しくお願いします。



ーーーーーーーーーーーーーー追記ーーーーーーーーーーーーーー

4月16日は、私の誕生日でもありました。
夕飯も主人と泣きながら食べるような寂しい日となりましたが、わん友でもあるお隣りさんが、仕事の前に、わざわざケーキと大好きなパンを買って、届けて下さったり、
近所の方達がチョコの訃報を聞いて、お花や、私の為に、美味しいパンを買って来て下さいました。
今日、リロママさんとまゆみんさんもチョコに会いに来て下さいました。
チョコのまわりがお花やおやつでいっぱいになり、チョコも喜んでいると思います。
まゆみんさんは、食欲のない私達を気遣って、ごはんまで作ってきて下さいました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
チョコのおかげで、多くの人の優しさに触れることのできた誕生日になりました。

チョコ、私は、チョコにまた、たくさんのプレゼントをもらったね!
また、いつか、きっと、虹の橋の向こうで会えるよね!
その時は、また家族として、一緒に暮らそうね!
それまで、元気でいるから安心してね!
少しの間、さようなら・・・。